四角大輔さんを撮るまでにしたこと〜準備編〜

四角大輔さんに会いたいとDMをしておよそ一ヶ月で自分も納得のいく写真が撮れました。

今回はその写真を撮影させていただく準備について書きます。

準備をするのは自分一人でもできますから撮影のために準備だけはしっかり時間をかけてやっておきましょう。

写真の背景はわたしが好きな写真家のワタナベアニさんの投稿で見る「黒バック」を使いました。

素材は黒のベルベット生地で比較的大きめの裁縫店で買うことができます。

四角さんはこのイベントの直前にも仕事をしていたようで少し遅れると連絡が入りましたので、それまでに私が私が行った準備のまとめを書きました。

四角さんが会場入りするまでわたしがしていたこと。

建物に出入り口がいくつあるか、会場の出入り口はどこか、関係者入り口はどこか調べる。自分であればどこの入り口から入るかを予想する。

・黒バックを設置する場所を決める。

・黒バックを設置し光の入り方や光量が撮影に問題ないか試写する。

・黒バックを設置したことと場所を四角さんにメールしておく。

順に説明していきます。

 

会場の出入り口はどこか

▷ 出入り口は3つ。

会場の近くにはショッピングモールがあり、人通りも少なくない場所です。

一つ目の出入り口はイベント会場まで直線でおよそ50mほど離れており、そこにたどり着くまでにはイベント参加者の待合ロビーを通らなければなりません。

もう一つはさらに離れているところです。

そうであれば、会場横の「関係者出入り口」と書いてある場所しか入る場所はないだろうと考えました。そこには駐車場もあり、車で来るにしろ「ここにセッティングをしておけば建物に入る導線上で撮影することができる」と思ったのです。

黒バックを設置する場所を決める

▷四角さんから前の仕事が遅れて会場入りが20分頃になるとメールをいただき、慌てて準備に入りました。

駐車場横に黒バックをセッティングしたのです。

撮影時刻は18時23分、天候は曇り空。すこし暗くなってきました。

この時、撮影場所の左側にも物置の壁がありましたが、四角さんの背の高さなど考えると高さが不十分でしたので、出入り口の自動ドアに準備をしました。

そして準備した場所と様子がわかる連絡をメールします。

メールを見てくれるかどうかはわかりませんでしたが、初めてづくしの中で「初めて」を一つでもなくしてお互いの障壁を減らしておきたかったのです。

黒バックを設置し光の入り方や光量が撮影に問題ないか試写する

明るさを確保したかったのでカメラの設定はシャッタースピード優先で1/100です。

(シャッタースピードを速めれば手ブレを抑えられるますが、光を取り込む量が少なくなるので写真が暗くなってしまいます。カメラは自動でISOを上げて適正な明るさに設定しようとしますがISOが上がりすぎると画質が悪くなってしまうので注意が必要です)

ISOは640で撮影できました。

ストロボも持ってきましたが、ISOが640ほどであれば問題ありません。

これらの設定や判断は普段から撮影をしていれば、問題なく予想することができます。

もう間も無く到着するはずです。

できることは全部やった。

 

四角さんとの心のやりとり

肝心なのは四角さんとわたしの心のやりとりを写真に込められるかどうか。

カメラを向ける前から始まっています。

出会いから、握手から、会話より前から始まっています。

それはメールのやりとりから始まっているとわたしは思っていました。

わたしが四角さんに会いたい気持ちを四角さんは知らない。

メールを送信することはできたけど、気持ちが伝わったかどうかはわからない。

だからお互いの撮影は出会いの瞬間から始まっていました。

撮影は双方で作り上げるもので、お互いのコミュニケーションが写真にそのまま現れるものだと思っています。

楽しい様子を撮ればいいのか、ピリッとしている場面を撮ればいいのか話すことも大切だから打ち合わせも行いますが、それでもわからないところは「共感」や「思いやり」という感じる心になってくるんだと思います。

わたしが四角さんが到着してから黒バックのセッティングを始めていたら、イベントまでの時間を気にさせてしまうことになり、その心の変化も写真に現れていたかもしれません。

わたしはそれらを極力なくしたかったので四角さんがどこから入ってくるのか、撮影前には準備はきちんとしておこうと思いました。

***

セッティングを行い、試写をした1分後に「もしかしてー!」と四角さんの声がした。

四角さんだ!

やっぱりここにきた!

「わぁー!」と叫び、握手。

とても大きい手だ。

まっすぐおれを見て強い力で握手をしてくれる。

なんだか肩を抱かれたような感覚も感じる。

「これが包容力か」とその手の力強さとまっすぐな視線から感じとれた。

体全体で握手をしてくれるような感覚が。

しっかりと握手をして「ここに立ってください」と黒バックの前へ。

「うおー」と伸びをしている。

 

本当だ。

 

おれ、

 

本当に四角さんを撮りに

 

きたんだ。

 

「バストショット?」と聞かれたので「はい」と。

「どこを見たらいい?」と聞いてくれる。

「レンズ?レンズでいい?」

「はい。レンズでお願いします」

四角さんの一緒に撮影を作ってくれる気持ちがとてもありがたい。

「僕と初めて会った時のコミュニケーションを撮りたいです」と言葉をやりとりしながら撮りました。

どんな仕上がりの写真を求めているのか、それはわたしにしかわかりません。

だからはっきりと指示を出すのです。

ここで遠慮してはいけない。

四角さんも写真の作り手だけど、それをきちんと仕上げて発信するのはおれのプライド。

自分の撮りたい写真があるのなら、それまでにどんなことをいつまでにしておけばいいのかという準備が必要です。

夢は叶います。

わたしもほんのすこし踏み出しただけでした。

その一歩を確実にするために小さな準備をゆっくりでいいからしておきましょう。

できる準備は今からしておこう。

その小さな一歩が必ず土壇場で自分を支えてくれる。

おれも撮る時は手も震えた。

でもな、安易な方法を繰り返しているだけじゃその難関は乗り越えられない。

人に声をかけることも、自分の胸のドキドキにしたがって生きることも誰にも理解されないこともあるだろう。

それでも、自分の信じたものをカタチにするにはまずは自分が動き始めなくちゃいけないんだ。

まずは言葉にするところから始めることもありだと思う。

おれはツイッターで発信した。

小さい声でもいいから、何がやりたいかをはっきりさせるんだ。

おれはそれを聞いて応援する役目にもまわりたいとも思ってるから何かあれば教えてください。

どうせなら一緒にやろう。

 

絶対できるよ!

 

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